ボクがニューヨークに来た1984年当時は、バスみ今よりも古い型のバスで、運転手に停車を知らせるときには、窓枠に沿って、車内を一周しているひもを引くことになっていた。このひもを引くと、運転席横にある「キンコン!」となるチャイム(?)に物理的に力が伝わり、「キンコン」が鳴る、という仕組みだった。しかも、そのひもも黄色い電気のワイヤーを流用していてビックリしたものだ。世界一の大都会であるはずのニューヨークでこういう原始的な仕組みを採用しているなんて…。その当時、ボクの田舎の紋別の市バスでさえ、「次停まります」と書かれた「キンコン」ボタンが車内に設置されていたというのに…。
ニューヨークも新しいバスを採用し、すっかりそのワイヤーの「キンコン」は見かけなくなったが、ここ数年、どうも復活しているようで、バスに乗るとときどき遭遇するようになった。この写真がれだ。昔と違って「次停まります」ボタンも併設してあり、どちらでも使えるようになっているが、それにしても、なぜ、このひもを引っ張る方法がリバイバルしたのか興味があるところだ。また、併設している理由も知りたい。
どなたかご存知の方は教えてください。
1 件のコメント:
ヒモだと車内のカバーできる範囲が広いからでしょうか?
黒や黄色のキンコンスイッチだと手が届かない人が多くて苦情が多いとか?結果降りるのに時間を要して遅延につながるとか?11月にクィーンズでQ69に乗った時にヒモバージョン遭遇しましたが風情があっておもしろかったです。もちろんもれなく写真を撮りました(笑)。
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