日本だと、一気に全タクシーがこぞって新料金になるのでしょうが、ニューヨークのタクシーは新料金が表示できるメーターを設置できた車輌から順次新料金を徴収する、というゆるいものでした。ということは、9月に入って間もなくは、旧料金のタクシーと新料金のタクシーが混在して走っていたわけです(新ロゴが付いたタクシーが新料金で、旧ロゴ入りタクシーは旧料金)。
初乗り運賃はこれまでと同様で据え置きの2ドル50セントですが、距離と時間に応じて加算される料金が、5分の1マイル(約320メートル)ごとに40セントだったのが、50セントに値上げされました。マンハッタンとジョン・F・ケネディ国際空港の間の運賃は、45ドルから52ドルに上がりました。普段タクシーに乗らない生活をしていますので、この値上げが直接影響を受けることはあまりありませんが、この区間だけは影響を受けそうです。まあ、ガソリン代が2000年当時に比べ倍ぐらいに値上がりしているのでしょうがない、といったところでしょう。
値上げに伴ってタクシーのロゴマークも変わりました。これまでの「NYC TAXI」からよりシンプルになり、頭文字の「T」と小さくNYCのロゴになりました。しかも、料金表示がなくなっています。ボクが覚えている限り、料金をボディ表示にしなかったことというのは記憶にありません。それってアリ? と思うわけですが、実際に料金表示なしに営業しているわけですからアリなんでしょう。
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