このコンピューター全盛の時代に、まだ、手描きで広告の壁画を描いているところが存在しているようで、ときどきこういうシーンに遭遇します。1980年代は、壁画は手描きしかありませんでしたから珍しくもありませんでしたが、最近は本当に少なくなったので、昔よりもなんだか貴重な気がします。
おそらくコンピューターから出力した方が、こうやって人件費を使って時間をかけて描かせるよりも安いのではないかと思います。ペンキの量も半端じゃないだろうし、足場を組んだり、地上で交通整理をする人を雇ったり、なんてことを考えると、たいへんなことだと思います。今じゃ、こういう壁画職人も減ってきているでしょうから貴重な存在だとは思いますが、近い将来はどう転んでもコンピューターの出力に淘汰されてしまうことであろうとこは想像に難くありません。
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